IHI原動機のガスタービン発電装置と弾性継手の生産拠点!
株式会社IHI原動機は、舶用・陸用・鉄道車両用のディーゼルエンジンや、ガスタービン、Z型推進装置などの開発・製造・販売を主な事業とする、株式会社IHIグループのエンジンメーカーです。
IHI原動機は、1919年に国産初となる船舶用ディーゼルエンジンを開発製造した新潟鐵工所を前身とし、その歴史と技術のある新潟鐵工所の原動機部門を引き継ぎ、2003年に設立。現在はエンジンのエキスパート企業として世界最高効率のディーゼルエンジンやガスエンジンを世に送り出すだけでなく、ガスタービンや船舶用推進装置の開発・製造や、発電プラントの設計まで手掛け、国内外を問わず高いシェアを誇っています。手掛けるエンジンは、用途に合わせた最適な調整を行うため、一台ごとに仕様が異なるのが特徴で、製品の研究開発から設計、生産、販売、アフターサービスまで一貫して提供できるのが新潟原動機の強み。これまでのエンジン累積出荷台数は42,000台を超え、船舶、発電装置、鉄道車両などのエンジンの提供で、人々の暮らしや社会に貢献しています。
新潟県北蒲原郡にある新潟ガスタービン工場では、4サイクル高速機関、4サイクル中速機関、ガス機関の製造を担っており、1年に65台のガスタービン発電装置と300台のガイスリンガー(弾性継手)を生産する能力を有しています。IHI原動機が手がけるエンジンの種類は、ディーゼルエンジンやガスエンジンなど多岐にわたり、船舶や鉄道といった乗り物のほか、超高層ビル、空港、病院、工場の発電にも使用されています。エンジンと言っても移動手段や輸送を支えるだけでなく、電力の安定供給にも貢献できるのが、新潟原動機の魅力となっています。
特徴や周辺環境
2019年にニイガタZペラ生誕50年を迎えます
1969年7月10日、Z形推進装置 ‘Zペラ’ の初号機が出荷されました。以来、お客様のご愛顧をいただき、2019年にZペラ生誕50年を迎えます。
Zペラとは、タグボート、防災船、オフショア支援船、作業船などで狭い海域、ほかの船舶と近接した状況における俊敏かつ細かい位置転換、自船の位置保持など全方位での操船を可能にした推進装置です。
現在は国内90%、海外30%のシェアを持ちます。初号機出荷当時には多くの競合が並びましたが、ニイガタのZペラが50年の間に国内外に広まりました。
事業所の概要
最寄駅 | 佐々木 |
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取扱製品 | ・船用エンジン 主機関(デュアルフューエルエンジン、新中速機関、中速機関、低速機関、高速機関) 船用発電機関 舶用システム(脱硝装置、ハイブリッド推進システム、機関監視・制御システム) ・陸用エンジン 常用発電装置(ディーゼルエンジン、ガスエンジン、ガスタービン) 非常用発電装置(ディーゼルエンジン、ガスタービン) ポンプ駆動用(ディーゼルエンジン、ガスタービン) 陸用システム(集中監視システム、発電監視装置) ・鉄道車両用エンジン |
所在地 | 新潟県北蒲原郡聖籠町東港5-2756-3 |
勤務時間 | 8:00~17:00 |
休日 | 完全週休2日制(土・日)、祝祭日、年末年始休暇、GW、夏季休暇、有給休暇(初年度22日)、慶弔休暇、育児休業制度、チャイルドケア休暇、など |
屋内の受動喫煙対策 | あり(喫煙室あり) 喫煙区域での業務なし |
企業方針・企業理念
精神と理念
・製品のライフサイクルを通じて顧客に信頼してもらえる企業
客先クレーム ’0’,仕損 ’0’,補償工事 ’0’
・ライフサイクルコスト ミニマムの製品を顧客に提供
・世界に通用する自社ブランド商品を持つ
・収益性業界№1の企業
経常利益率5%以上,キャッシュフロー重視の無借金会社
・業界№1の力を持った人間の集団
・社員にとって自己実現の場である
・個人業績評価に基づくメリハリの効いた処遇
・現状に満足せず常に進化し続ける企業
企業情報
会社名 | 株式会社IHI原動機 |
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本社所在地 | 東京都千代田区外神田2-14-5 |
資本金 | 30億円 |
従業員数 | 単体1367人 |
事業所 | 【本社】東京 【支店】札幌、仙台、新潟、名古屋、大阪、福岡 【工場】群馬、新潟 上記の他、営業所・出張所・海外事業所・海外現地法人を開設 |
設立 | 平成15年2月3日(2003年) |
事業内容 | ガスタービン,ガスエンジン,デュアルフューエルエンジン,ディーゼルエンジン(陸用・舶用・車両用),Z形推進装置,発電装置,鋳造品の製造,販売 |
代表者 | 代表取締役社長 矢矧 浩二 |